ダブルエムの安井です。
昨日は、立ち上げに関わらせていただいている「日本食文化100年研究会」のキックオフイベントでした。
まさに伝説の始まり、幕開けでした!!!
おかげさまで、生産現場に関わる方や、飲食店経営者の方、想いにに賛同してくださった一般企業の経営者の方など、多様な背景を持つ方、約30名にお集まりいただきました!
特別ゲストは、人形町今半 代表取締役社長 高岡慎一郎さん。
「人形町今半124年永続の秘訣 おもてなし・インバウンド対応」というテーマでご講話いただきました。
以前、弊社主催セミナーで高岡さんにご登壇いただき、5年ぶりにお話を伺いましたが、何度聞いても素晴らしいお話で感動しました!
導入部分は、お肉が食べられるようになった歴史から。
さらっと「生類憐れみの令」と、普段の生活で耳にしない言葉が高岡さんの口から出るところに、人形町今半の歴史の重みを感じます。
牛肉を食べる文化は最近のことかと思いきや、その歴史は意外と古く、「昔の人は牛鍋をどんなときに食べていたのかな?それはどんな味だったのかな?」と、想像が広がりました。
ところで、牛肉に限らず、その土地に脈々と続く食文化、というものがあります。
私が生まれ育った名古屋に近い岐阜では、山間部の貴重なタンパク源として、蜂の子が食べられていました。(見た目はちょっとアレですがw食べるとクリーミーで美味しいです)
名古屋の食文化も、赤味噌やたまりなど独特なものがあり、こういった食文化の歴史や背景を知ると、面白いな〜と感じますますね。
そんなお肉の歴史の他には、人形町今半の歴史、理念のお話を伺いました。
どのお話も楽しく感銘を受けながらお聞きしていたのですが、最後に特に印象に残っていることを。
日本には現在、絶対貧困層が16%存在し、そのうちの50%が母子家庭です。その事実を知ったとき、高岡さんは大きな衝撃を受け、心を痛めたそうです。
だからこそ、多くの女性が働く人形町今半で、女性の活躍、正社員の雇用の拡大を進めているそうです。
私自身も母子家庭で育っています。
シングルマザーで2人の子どもを抱え、朝から晩まで働いて私たちを育ててくれましたが、もし母が高岡さんのような社長が経営する会社で働いていたら、どれだけ心強かっただろうと思わずにはいられませんでした。
人として優しく、真っ直ぐで器の大きい。高岡さんのその人間性、人としてのあり方に1番学ばさせていただいた時間でした。
と、ここまで、レポートが長くなってしまったので、2部の狩野さんのお話は後日、シェアできればと思います。
次回開催は、10月10日!詳細はこちらです😂
それではまた!
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