こんにちは!
セミナーイベントプロデューサーの安井麻代です。
セミナーや講演会をする際に、最近はほとんどの場合がスライドを利用します。スライドとは、プロジェクターのことです。
プロジェクターをパソコンにつないで、パワーポイントでスライドを見ながら講演会やセミナーをするのがほとんどではないでしょうか?
スライドを見ながらの講演会やセミナーを開催する際、講師がどこに立って話をするのが良いのかについては、正しい立つ位置があります。
あなたは講師の位置を適当に決めてはいないでしょうか?
スライドを利用する講演会やセミナーでは、講師はどこに立つのが正しいのかについて、今回はご紹介します。
スライドを利用する際の講師の正しい立ち位置とは
スライドを利用する際、講師やスピーカーはどこに立つのか正しいのか、それは、お客様から見て右側です。
お客様の正面にスライドを配置して、講師やスピーカーは右側に立ちます。その状態で講演会やセミナーを勧めます。
右側が正しい理由は、そちらの方が上座であるから。
正しく言うと左側が上座になるのですが、お客様から見た右側は、講師から見たときには左側ですよね。正しい見方は、講師から見たときの方向になります。
講師から方向で上座にあたる左側に立っていただいてセミナーや講演会をしていただくようにします。
つまり、逆を向いているお客様から見た場合は右側になります。
主催者や司会進行は下座である、お客様から見た左側にいるようになります。講師から見ると右側ですね。
きちんとマナーを守り、講師に対する気遣いをすることはとても大切なことです。
立つ位置が与える心理的効果
セミナーや講演会で講師に立ってもらう位置は、お客様から見て右側が正しい位置です。この経ってもらう位置は、実はお客様に与える心理的な影響の上でもメリットがあります。
人の心理とは、自分の視界に入るものの中で、右側にうつるものと左側にうつるもののイメージが変わるのです。
国や地域、個人差があるとも言われますが、人は右側にあるものの方が強く感じることが多いようです。
この原理は、映画やアニメなどの映像でも使われていて、人のイメージを適切に伝えたいときに見られます。主人公の状態を伝えるために主人公の向きや動く方向が決められているのです。
セミナーや講演会では、講師の話す内容がしっかりと参加者に伝わるようにする必要があるので、講師が右側に立って話をした方が、参加者にしっかりと講師の話す内容を届けることができます。
参加者にとって響くセミナーや講演にするための条件として、講師の権威性は欠かせません。講師の立ち位置をきちんとするだけで、この権威性を間接的に支えることも可能になるのです。
講師の立ってもらう位置を適切にすることはマナーだけでなく参加者の印象も良くできる
セミナーや講演会での講師の立つ位置を正しくすることで、より気持ちの良い会にすることができます。
講師の立つ位置は、なんとなく決めていると言う人も少なくないかもしれませんが、本来の上座や下座といったマナーを守るだけで参加いただいているお客様にも良い影響を与えることができ、講師にもきちんとマナーを守っているセミナーにすることができます。
もちろん、講師ご本人の希望がある場合はそちらを優先すると良いですが、通常はお客様から見て右側だということを知っておいて、事前にそのように準備をしておくのが良いでしょう。
いかがだったでしょうか?
「講師が立って話す位置は、いつもなんとなく決めていた」と言う人も少なくありませんが、正しい位置は上座に配置することです。
どちらが上座であり、どちらが下座であるかということはビジネスをする上ではよく必要になります。
ビジネスマナーとして覚えておくと役に立ちますね。
参考になれば幸いです。