こんにちは!
安井麻代です。
プロのセミナー主催者として、講師から求められる存在になるために必要な事、それは何だと思いますか?
こたえはもちろん一つではありません。いくつも必要なことがあげられるでしょう。
その中でも今回は、マネージメント力についてご紹介します。
プロ主催者に求められるマネージメント力とは
プロ主催者に求められるマネージメント力とは、多くが準備の段階で必要となるものです。
講師がコンテンツの内容に集中ができるように、それ以外の準備のほとんどを主催者が取り仕切って進めます。
一番最初に、企画の段階でバックエンドとなる商品を決めますよね?
そのバックエンドが決まって、バックエンドを実施する日程などが決まれば、そこから逆算してそこをゴールに計画を組んでいきます。
バックエンドの目標成約数に届くためにはフロントセミナーをどのように開催するのかなどを詳しく決めていくのです。
この時に、成約率から何人フロントセミナーに集客するのが必要か、そのために実施するフロントセミナーの実施回数などを計算して決定していきます。
そういった、細かい部分までマネージメントを行うことで、講師は安心してそれらの実務を主催者にゆだねることができ、結果的に、講師と主催者の共同でのより良い企画を作り上げていくことができるのです。
講師が安心してゆだねられるマネージメント力が、求められる主催者である
主催者というのは、マネージメントできることが必須です。ただ、「開催しますよ」というのではなく、企画実行の主力となって進めていくのです。
そのためには、バックエンドが決まったら、そのゴールに向かってそれを達成するために、具体的に行動計画を立てて動いていきます。
成約率に合わせたフロントセミナーを企画し、顧客リストに告知していきます。
フロントセミナーを実施する日にちも、バックエンドに合わせて決定する必要があります。
「ただ、成約があれば良い」という考えではいけません。
申し込みをした後、開始までに期間がありすぎると、人はやる気を失ってしまうのですよね。
ですので、申し込みをした時の熱意が冷めないうちに実施できるように計画を立てるのです。
そのような、細部にわたってマネージメントできることが、求められる主催者であると言えます。
人材をマネージメントする能力も重要
マネージメントするのは期間的な部分だけではありません。忘れてはいけないのが人材配置と、人材のマネージメント力です。
誰をどこに配置するのか、それぞれの動きの進捗状況を把握すること、これらは、「大丈夫だろう」と思ってしまうと大変なトラブルになってしまうこともあります。
人を動かすということはとても重要で、難しいことでもあります。
というのが、他の人というのは思ったように動かないものだからです。
基本的に、「人は自分の思った通りに動かない」という前提で、しっかりと確認しながら進めていくことがとても大切です。
「できているだろう」と思っていたところができておらず、それがすべてにかかわってくるものなのです。
「きちんとできていないことを前提に」なんて言う表現をすると、「信用がない」と受け取られてしまいそうですが、信用をしていないわけではないです。
人間というものは、思い違いがあったり、うっかり忘れてしまっていたりすることがあるものなのです。
ですので、そう言った可能性があると考えてしっかりと確認をしておくことで、万が一の場合でも問題なく進めることができます。
そして、問題なく進めることができるようにしておくことで、お互いに安心して進めることができ、そうするからこそ、よりお互いの信頼を深めることができるのです。
マネージメント力のある主催者が求められる
このように、マネージメント力のある主催者が求められています。
企画を実行していくうえで、慣れれば期間を短くしたり柔軟に対応したりすることが可能になっていくものでもありますが、特に初期のうちはしっかりと計画を立てて、計画は1年ぐらいかけて組んでおくのが良いでしょう。
そういった積み重ねが主催者としてのマネージメント力を高めることにつながっていくからです。
参考になれば幸いです。