こんにちは!
セミナーイベントプロデューサーの安井麻代です。
セミナーやイベントを開催する際に、参加者の心を引き込むために必要なのが、「アイスブレーキング」です。
アイスブレーキングを行うことで、緊張している参加者の心をほぐすことができ、セミナーへの満足度を高めることへとつなげることができます。
今回は、アイスブレーキングについてご紹介します。
アイスブレーキングとは
「アイスブレーキング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
アイスブレーキングとは、初対面の人たちの緊張をほぐすことを言います。「アイスブレイク」とも呼ばれます。
アイスブレーキングという名前の指す通り、カチカチに凍っている硬い氷を割って壊すことや溶かすことからその名前が付けられています。
セミナーにしろ、イベントにしろ、継続的なものでなければ参加者はだいたい初対面であるため、開始前や開始直後は緊張しています。
緊張した硬い状態であると、せっかくのセミナーも必要のないところに力が入ってしまっていて集中できなかったり、緊張してしまって疲労感を感じてしまったりするセミナーとなってしまう可能性が高くなってしまうのです。
これは、セミナーの満足度を下げてしまうことにつながります。
そういったことを防ぐために、このアイスブレーキングを行うのです。
これは、初対面の人だけでなく、すでにある程度知っているもの同士の間でも有効です。
人が緊張している状態とは
人が緊張している状態とは、身体に力が入ってしまっています。
体に余計な力が入ってしまっているため、疲れを感じやすくなりますし、場合によっては体調不良を感じてしまいます。
緊張している状態とは、身体に力が入って背中が丸くなり、呼吸が浅くなります。肩こりも起こりやすくなります。
そのように力の入った状態が続くと、当然体に負担がかかるため、ストレスを感じてしまうようになるのです。
このようなストレスを、アイスブレーキングを行うことで緩和させます。そうすることで、セミナーに集中してもらうことができ、満足度を上げることができるのです。
アイスブレーキングとはどんなものがあるのか
それでは、アイスブレーキングとはどのようなものがあるのかをご紹介しましょう。
アイスブレーキングとは、「絶対にこうしなければならない」というものはなく、その場その場に応じて様々な方法がとられます。
例としては、
- 参加者が自己紹介をする。
- ちょっとしたワーク(グループワークなど)をする。
- 簡単なゲームをする。
などがあげられます。
多くの場合、司会者が参加者の緊張をほぐすために、本題が入る前に準備をしておきます。
アイスブレーキングの目的と内容
アイスブレーキングの目的は、参加者の感じている緊張を解きほぐすことで、会場全体の雰囲気を和やかにし、参加者が安心してセミナーに参加できるようにすることです。
ですので、内容としましては、少し体を動かすことや、何か話をすることなどが向いています。
逆に、神経が高ぶりすぎてしまうような内容は不向きです。参加者が不快に感じるような内容も避けます。
ごく自然で、誰もが知っているようなものがベスト。
司会者が笑いをとるようなクイズを出題することや、参加者全員が司会者とじゃんけんをする、簡単なテーマを決めて自己紹介宇をしてみるなどがわかりやすいです。
もちろん、これら以外で、セミナーのテーマに会った内容のものを実施することも良いですね。
アイスブレーキングを行うことでセミナーの満足度を上げることができる
アイスブレーキングをセミナーの最初に実施することで、参加者の緊張をほぐすことができ、和やかな雰囲気のセミナーにすることができます。
そうすることは、セミナーの満足度を上げることにも繋がります。「楽しかった!」という感想をいただくことも増えるでしょう。
また、アイスブレーキングは、セミナーの時間が長い場合などに途中にも取り入れることもとても効果を発揮します。
参加者の満足度を上げるためのアイスブレーキング、取り入れていない方はぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか?
参考になれば幸いです。