こんにちは!
安井麻代です。
セミナーや講座の企画を作成するとき、あなたは価格設定をどのようにしていますか?
商品の価格設定は多くの人が頭を抱えることでもあります。
今回は特にバックエンドの価格設定の際に考慮するべきポイントについてお伝えします。
バックエンド企画の価格設定はリサーチをすることが必須
企画を作る際、ライバル他社のリサーチをすることは必要不可欠です。同業者のサービスを知ることで自分の強みを見つけ出すこともできます。
リサーチが必要不可欠であるというのは、それだけではなく、商品の価格設定でもとても大切な役割を果たします。
同業種のサービスの価格を知っておくこと、それは、自分のサービスの相場を知っていることが大切である、ということです。
リサーチをして相場を知ったうえで、金額設定をしていきます。
まれに、「ほかのところを調べると、混乱してしまって自分のサービスの金額設定ができない」というような説明を見かけることがありますが、それは、自分のサービスの位置をはっきりさせていないからです。
相場を知らずに金額を設定してしまうと、自分のサービスが他より高いのか安いのかがわかりません。
サービスの相場を知ることで、自分のサービスの位置付け(ポジショニング)をはっきりと決めていくことができるのです。
自分のサービスがどのようなポジショニングでしていくのかを決定していくために、リサーチは必要不可欠なのです。
自分のサービスのポジショニングにあった魅せ方が必要
あなたのサービスはどのようなポジショニングをしていますか?
ポジショニングとは、どのような対象に、どのようなサービスを提供するのかをはっきりさせるということです。
商品の相場を知って、相場よりも単価の低い手軽なサービスを提供するのか、相場よりも高額な、より濃いサービスを提供するのか。
自分のサービスが同業他社の商品よりも群を抜いて高額に設定する場合には、それなりの理由が必要になります。
「他社にない、明らかに抜きんでた強みがある」などといった理由がなければなかなか売れることができない、ということにつながります。
ですので、高額な設定するのであれば、それだけしっかりとした魅せ方が必要になってくるのです。
つまり、相場よりも高額設定であるほど難しくなり、相場に近いほどやりやすい、ということができます。
それらを考慮して金額設定をしていくのです。
金額を決定したらテストすることも大切
金額を設定したら、テストしてみることも大切です。
テストとは、決めた金額よりも安い金額で提供してみて様子を見ることです。
例えば、最初は半額などで提供して、感想などをいただくようにします。そうすることでお客様の声もいただけますし、その講座やセミナーをしてみて実際はどうだったかを知ることができます。
そうして、少しずつもともと設定していた金額にあげていく、というのがおススメの方法です。
フロントセミナーの金額設定はどう考えるか
フロントセミナーの金額設定は、私のメルマガでもお伝えしていますが、3000円~5000円がおススメです。
そのぐらいの価格帯が、一番「試してみようかな?」と思うのにちょうど良い金額です。
不思議なもので、この5000円を6000円にするだけで、急に申し込みが来なくなったりするのです。
この設定は地域にもよって変わります。東京では5000円だと普通だけど、地方では5000円は高く、3000円でないと人が集まらないことも。
ですので、あなたがセミナーを開催する地域を考慮して設定していください。
価格設定はしっかりリサーチして決定する
商品の価格設定は同業他社の相場をリサーチして決定することが必須です。
相場をリサーチすることで、自分のサービスのポジショニングがきちんと設定できます。
金額を設定するときに、相場を知ってポジショニングをしても、まだ金額設定に迷うこともあるかもしれません。
その場合にお勧めする方法は、「こうなれたら良いな」と思う同業者で、うまくいっているところを参考にして考える方法です。
「良い」と思うところを参考にすることで、ずいぶんと金額設定がしやすくなるでしょう。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。