こんにちは!
セミナープロデューサーの安井麻代です。
このブログではセミナー主催者の方に役立つ情報を発信していきます。
今回は、顧客目線に立ったセミナーについてご紹介していきたいと思います。
セミナーを開催する際に、意識しておくべきことの中には顧客満足度があります。
セミナーに参加いただいた顧客に、満足度の高いセミナーを開催することは今後の参加率にも関わりますし、バックエンドの成約率にも大きくかかわってきます。
顧客満足度の高いセミナーになるように常に意識を向けておくことはとても大切な事です。
顧客満足度を上げるためには常に顧客目線で考える
顧客満足度を上げるためには何をするべきでしょうか?
一番簡単で分かりやすいのが、顧客目線に立つことです。
運営する側の意識のままでいると、ついつい見逃してしまいがちな小さなことが、顧客になるとわかります。
そのためにはほかのセミナーに出てみることも大切です。
どこが顧客にとって不満足に感じるかがわかるからです。
そして、自分たちが開催しようとしているセミナーを客観視してみることも大切です。
自分たちだとつい、うっかり自分たち目線での開催になってしまいがちですが、そういったことがないように、「少し細かすぎるかな?」と思うぐらいの気配りがちょうど良いです。
具体的な注意すべき点とは(駅から会場まで編)
顧客目線で見てみたときに注意すべき点を具体的に考えてみましょう。
具体的に考えるには、シュミレーションしてみることが大切です。
では、あなたがセミナーに来たとして考えてみましょう。
今日は待ちに待ったセミナーの開催日です。
あなたの乗っている電車が開催される駅に到着し、あなたは電車を降ります。
ここで、あなたは会場に行くための場所を確認しようとセミナーの情報を確認します。
駅からセミナーの会場までの行き方はどのように書かれているのが良いでしょう?
ここで大切なポイントは駅からわかりやすいか、ですね。
駅により改札がいくつあるか、出口がいくつあるか、が違いますね。
どこの改札を出て、どの出口から出るのかをしっかりと明記しておきましょう。
ここをきちんとできているかで、スムーズに会場に来ることができたか、会場まで大変な思いをしたか、が変わります。
セミナー参加者にかかる負担はできるだけ少なく、スムーズにすることが大切です。
もちろん、会場は駅から近く、わかりやすい場所が良いことは言うまでもありませんね。
場所がわかりやすいところであっても「簡単だからすぐにわかるだろう」は禁物です。
たとえわかりやすかったとしても、間違える可能性は0ではありません。
駅を出れば目の前に見えていたとしても、場合によっては「気がつかずに違う方向へ行ってしまって迷った…」なんてことがある可能性も考えて、十分に丁寧に情報を記載しておくことが大切です。
丁寧にしておいて、「そこまでしなくてもわかった」ということで問題になることはありませんが、「大丈夫だろう」と考えていて「わからなくて困った」は問題になります。
しっかりと丁寧に行っていることで困ることの方が少ないということを頭に置いておくことが大切です。
わかりやすい場所をもっとわかりやすくしておくことで、その駅にはじめて訪れる参加者であっても安心して会場に来ることができるのです。
具体的な注意すべき点とは(会場到着編)
それではシュミレーションに戻りましょう。
駅から出たあなたは、無事に会場の建物の前に到着しました。
次は会場のセミナールームへと向かいます。
ここで大切なことは、参加者がスムーズにセミナールームに到着することです。
ですので、案内にセミナールームの場所を記載しておくことはもちろんですが、会場についてすぐに、会場にセミナーの案内があるとわかりやすいですね。
すぐにわかるようなことにも、丁寧に配慮をする。
忘れないでいたいことです。
そして、ここではもう一つ大切なポイントがあります。
会場の入り口はセミナーの第一印象と言っても過言ではありません。
入った瞬間にきれいな会場であれば、「きれいな場所だな」と感じるはずですし、汚い場所であれば「汚い場所だな」と、そのままストレートに印象に残ります。
当然、キレイな会場の方が良い印象を与えられます。
「会場の印象が、セミナーの第一印象になる」ということはしっかりと頭において会場選びをしましょう。
キレイでわかりやすく、セミナールームまでもストレスなくスムーズに行けること。
忘れずに気を配りたいポイントです。
具体的な注意すべき点とは(セミナールーム編)
シュミレーションに戻ります。
あなたはセミナールームに到着しました。
受付を済ませ、席に座ります。
いよいよ、セミナーが始まります。
はい。
ここでお気づきになった点はあるでしょうか?
ここで大切なことの一つ目は、受付です。
わかりやすくスムースな受付ができることが大切です。
受付がわかりにくかったり、混雑していたり、受付している人が不愛想だったりすると、一気に印象が悪くなり、満足度が下がります。
セミナー参加人数に合わせた受付の配置など、細かい部分まで気を配りましょう。
そして、次に注意すべきは座る席ですね。
狭すぎる場所や、隣の人との席が近すぎるなど、ストレスを感じる人が少なくありません。
きちんと場所の確認をしましょう。
顧客満足度を上げるための視点を忘れずに確認する
いかがだったでしょうか?
このように、参加者の立場に立って、細かいところまで配慮した会場設定をすることで、セミナー参加者の満足度を最大限まで引き上げることができます。
参考にしていただいて、より良いセミナーを開催していただきたいと思います。
次回はセミナー開始してからの注意点についてご紹介したいと思います。