おはようございます、ダブルエムの安井です。
9割の企業が赤字の業界があるのをご存知ですか?
タクシー業界です。
地方のタクシー会社の9割が赤字と言われています。
考えてみると、23区内の移動では比較的使われることが多いタクシーですが、
地方ではあまり使われることがないのかもしれません。
私は愛知出身ですが、名古屋を離れると車が手放せない地域は多いです。
地元の人は自家用車で移動しているので、タクシーを使う機会はあまりありません。
ですから、地方のタクシー会社は都会に比べてかなり小さい市場で経営をしているんです。
結果として、赤字に転落してしまう会社が多くなります。
ところが、そんな地方のタクシー業界の中で圧倒的な高収益を上げている会社があります。
それが長野県の中央タクシーさんです。
そんな厳しい、タクシー業界で高収益をあげているのなら、
さぞかし厳しいノルマを設定したり、細かくドライバーを管理しているのだろう・・・
そう思った方もいたかもしれません。
しかし、実際には、ドライバーに課されたルールは3つだけ。
「雨の日の傘」
「人手によるドアの開け閉め」
「乗車時の自己紹介」
それ以外は、どんなサービスを提供するか?
をすべてドライバーに委ねているそうです。
足が不自由なお年寄りは、車から玄関までドライバーの方につかまって行くこともあります。
それも、誰が指示したわけでもなくドライバーが自主的にお手伝いしているのです。
他にも重い荷物があれば、玄関先までドライバーが運んで上げたりすこともあるそうです。
これもドライバーが自発的にしています。
こうしたサービスを提供し続けているので、お客様から感謝のお手紙が会社にたくさん届くそうです。
素晴らしいですよね。
しかも、中央タクシーさんは、車両数120台あまりにもかかわらず、
売上約13億5,000万円。
県内ナンバー1の売上実績(2016年度)を誇ります。
タクシー1台あたりの売上でみると、地元の相場は月に40万円。
中央タクシーさんは100万円で他社の約2.5倍です。
中央タクシーさんはいいサービスを提供して、お客様から感謝され、高収益を上げているという
理想的な経営をされています。
その結果、タクシー業界の平均離職率が20〜30%と言われる中、
中央タクシーさんでは1.5%という驚異的な定着率を実現しています。
今年も大久保寛司さんと毎回、素晴らしい企業様を見学させていただく講座を開講します。
この講座の中で、中央タクシーさんに見学に行く機会もありますので
ぜひ、チェックしてみてください^^
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※気になる講座内容はこちら
https://double-m-inc.com/lp/eizoku/
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それでは今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。