こんにちは、安井です。

 

今年は人生初となる、徳島に訪問しました。

理由は永続企業経営実践講座プログラムのひとつ、企業訪問ツアーが徳島にある、西精工だったこと。

また、この機会にずっと前から気になっていた神山町へ、視察に訪れました。

神山町は、徳島県の中央部に位置する人口5400人ほどの町。
山と川と棚田が美しい、のどかなところです。

日本の田舎という形容詞そのままの町ですが、IT系ベンチャー企業が相次いでサテライトオフィスを開き、その数17社。

人口減から人口増に転じた、地方創生の成功例とも語られる町です。

その神山町で「いつもの仕事を、ちがう場所で」というコンセプトで立ち上げられた宿泊施設、WEEK神山にて経営者の隅田徹さんのお話を伺いました。

それが素晴らしく良かったので、メルマガでも大好評だったこの記事を、再掲します。

【神山町の特徴】

・神山町は日本では珍しい、「官」主導ではなく、「民間」主導で多種多様な事業やプロジェクトが展開されている

・株式会社モノサスやSansan株式会社など、IT系ベンチャー企業のサテライトオフィスや、クリエイターやアーティストなどが住んでいる

【隅田さんが神山町に来た理由】

・ひとりひとりにあった働き方を実現するため、神山町にサテライトオフィスを設置、3割の人が神山町暮らしを希望

・東京と神山町の生産性などを比べるとまったく遜色ないばかりか、むしろパフォーマンスが上る人もいる

・サテライトオフィスの維持コストは東京に比べて約4分の1、加えて人材採用のプラスに働いている

隅田さんの経営するWEEK神山

【神山町のユニークな点】

・神山町では特産品が、蚕、梅干し、すだちと30年ほどの単位で変化、歴史が浅いがゆえに多様性を受け入れる土壌

・「サンマにはすだち」を全国的に仕掛けた、マーケッターのおじいちゃんがいる

・神山町は20年前、外国人アーティストの受け入れから町が始まった

・きれいな景色を見たくて普通の人が作った自己責任タワーという花見櫓がある

・ヤギが好きすぎてヤギを飼うために神山町に来た人がいる

・町内の掃除は完全に自由参加、究極の自主性に任せている

・起業や創業を学べる、20代〜30代向けの神山塾という塾がある

以上、隅田さんから伺った話を箇条書きでまとめてみました。

日本が抱える、少子高齢化、地方過疎、働き方改革など様々な問題から引き合いに出されることも多い神山町ですが、実際にやられている方の話を聞いた印象は、

「目の前の課題に向き合った」
「自分の人生を目一杯楽しんでいる」

そして しなやかでたくましい

その結果が神山町という町を作っていると感じました。

今回、隅田さんのお話が素晴らしすぎてめちゃくちゃ感動したので、ダブルエムでも講演会を企画します。

講演会情報はこちら
新時代の人事戦略2019年

ぜひあなたにも聞いてもらいたいと思っています!

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました!