こんにちは!
セミナーイベントプロデューサーの安井麻代です。
あなたは企画を作る際、ペルソナをきっちり絞ることが出来ているでしょうか?
セミナーや講座の企画を作るときに非常に重要なのが、誰にそのサービスを提供するか、ということです。この「誰に」という部分のことをペルソナと言います。
ペルソナはサービスを提供するのにぴったりの顧客像です。
このペルソナはできるだけ詳細まで絞れているほうが望ましいのですが、うまく絞れない場合もあるでしょう。
このようにペルソナがうまく絞れない場合、どのようにしていったら良いかについてご紹介します。
ペルソナを設定していく方法について
ペルソナとはサービスを提供するのにぴったりの理想的な顧客像です。この顧客像はでいるだけ細かく絞られていることが望ましいのです。
企画を作る際に、細かいペルソナが絞られておらずにあいまいであればあるほどに、集客がうまくいかず、企画もブレてしまう可能性が高くなります。
ですので、ペルソナはどんな人かを明確に設定します。
この時に始めはなかなかペルソナがうまく設定できない場合、そのサービスをすることにしたきっかけを思い出します。
その中に「こういうので来たら良いな」と言った人がいたのならば、その人をペルソナにしてしまいます。それが過去の自分であれば、過去の自分をペルソナにします。
どんな仕事をしていて、どんな気持ち(悩み)を持っているか、どういった性格的な特徴があるか、家族構成、生活パターンなどすべてをその一人だけに設定して、その一人のために企画を作ります。
そして、そのペルソナで企画を進めてみます。進めてみますとは、テストしてみるということです。
テストをしてみて、検証をするのです。
テストをして精度を高める
この、テストをする企画の段階でもゴールなどは決めて実施しますが、状況に合わせて臨機応変に変更をしたりできるようにしておきます。
テストをしてみることで見えてくるものがあります。実際に集めてみたら提供するサービスに集まる顧客の質が最初に設定したペルソナと少し違っていたことがわかったり、そのサービスに関連付けて求められるサービスがわかったりするなどです。
これらをもとにサービスを改善させることや、集まった顧客の特徴から、より細かく明確なペルソナへと修正を加えていくことができるのです。
ペルソナの制度を上げるためにも、サービスの質を上げるためにも、顧客にアンケートをとることは必ずします。
これらを繰り返していくことでどんどんサービスの質を上げていくことができます。
サービスの価格設定について
このような方法で改善を重ねてペルソナを絞り込み、サービスを作っていくのが、作り方としてはおススメです。
このようなサービスの場合、最初にサービスを受けてくださった方よりも、あとに受けた人の方がサービスの質が良くなっている…という矛盾が生じてしまいます。
そのため、サービスの価格設定は、最初のうちはやや低めに設定して、回数を重ねて質を上げていくごとに価格を引き上げていくのが望ましいと言えます。
そもそも、セミナーや講座と言うようなものは一度受けるだけではなかなか人の記憶の中に定着しませんので、一度受けて終わるのではなく、自分の中で定着するまで何度も受講することが望ましいものです。
複数回受講いただき、受講いただくごとに改良されているセミナーや講座を受けられるということは受講生にとってもメリットになります。
回数を重ねるごとに質を上げていく方法がお勧め
ペルソナ設定は企画をしてテストしていきながら回数を重ねるごとにより詳細に絞り込んでいき、サービスの質も重ねるごとに改善していくことがお勧めの方法です。
そうすることで、一度受講してもらった人にも何度も受講していただくことができ、どんどん良いサービスを提供することができます。
内容の改善を繰り返し、より良い講座やセミナーを開催することは、これから受けてもらう受講生にとっても大きなメリットになりますし、一度受講していただいた方に再受講いただくにもとてもメリットが大きくなります。
何度も受講していただくことは、より学びを定着させることができ、受講生にとっても大きなメリットとなることです。
参考になれば幸いです。