ダブルエムの安井です。
今日は最近読んだ本を紹介します。まず一冊目はこちら。
内容紹介
近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすように誘導し……。『こちらあみ子』『あひる』『星の子』『父と私の桜尾通り商店街』と、唯一無二の視点で描かれる世界観によって、作品を発表するごとに熱狂的な読者が増え続けている著者の最新作。
第161回芥川賞受賞作品です。
好きなブロガーさんが、「世にも奇妙な物語」が好きな人は好きだと思う的なことを書いていて、私も「世にも奇妙な物語」好きだし、読んでみようと思って読んだ本。
確かに、そんな感じの世界観。
この小説は接点がない主人公とむらさきのスカートの女の話なんですが、ほのかに不気味な物語です。
ストーカーしている人ってこんな感じなのかなぁと思いながら、あっという間に読んでしまいました。
人が死なないライトなサイコサスペンスなので、そういったジャンルが好きな人は読んでみてください😂
そして2冊目はこちら。
内容紹介
ウェブメディア「cakes」の人気連載が書籍化! 山小屋にお風呂はある? 腹が立つお客さんはいる? スタッフの人間関係は? 北アルプスで10年働いた著者が隅から隅まで描く山小屋生活。
山小屋で働く人達がどんな生活を送っているかが書かれていて、面白かった〜😁
本格的ではないですが、私はひと夏に1回は登山に行くので興味深く読めました。
読んだ後、山に行きたくなりました(笑)。
この本は、著者が社会人生活に馴染めず、登山経験もないまま山小屋で働くことになった10年の生活を書いた本。
山小屋での仕事や生活だけではなく、人間関係や出来事の捉え方や生き方のヒントなども詰まっています。
周りがいとも簡単にできる(ように見える)ことをできないとき、ついつい自分を“ダメなやつ”と責めてしまいがちですが、山小屋での仕事の中で「この業務が苦手なだけと思うようになった」という著者の言葉に気付かされたり。
読了後、爽やかな気持ちになりました。
旅のおともにもオススメの本です😁
それではまた!
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