こんにちは、安井麻代です。
企画時における9ポイントその3、対象について今日は書きたいと思います。

前回のコラムでは、何のためにセミナーやイベントを開催するのか?、開催目的を明確にする必要性について書きました。
今回のテーマは誰のためにセミナーやイベントを開催するのか?「誰」の部分を明確にする必要性です。

ペルソナやターゲットとも表現される「対象」。性別、年齢層、ライフスタイル、収入など、細かく想定できていればいるほどいいです。
2つの理由を今日は紹介します。

1.日時・会費・会場選定の判断基準ができる。
例えば起業9年目になる30代女性経営者独身のAさんを対象に、セミナーやイベントを企画する場合。
都内で働き、都内に住んでいるライフスタイルが想像できる。
経営者なので時間の自由はきくが、仕事が煩雑な時期、月末や月初、年度末は避けたほうがいい。
会場は都内であれば都内であれば、割りとどこでも大丈夫。女性なのでイメージの良さを大切にする。
独身で自分の判断で使えるお金が多いので、価値を感じてもらえれば高価でも参加の可能性がある。

【例】
異業種交流パーティ
日時:平日夜 土夜
会場:丸の内 表参道 銀座 六本木など
会費:10,000円

このように対象が明確であればあるほど、日時や会場、会費設定が容易になります。
業種などもわかると、更に細かい設定ができます。

2.ニーズがわかる。
先ほど例に出したAさん。
30代といえば身体に変化が訪れる頃。美容や健康に興味があることが想像できる。
健康系のセミナーや美容系のセミナー、またそういった健康・美容の体験イベンだったらニーズがあるかもしれない。
また経営者なので、経営を学べるセミナーには興味がある。もしくは専門知識を身に付けられるセミナーに興味があることが想像できる。

このようにセミナーやイベントの日時や会場、会費を決めたり、内容を決めるのに対象を明確にするのはとても重要な事なのです。

気づいた方もいるかもしれませんが、実はこのAさん、私です。
過去の自分または現在の自分を対象にすると、課題もニーズもまるわかりなのでおすすめです。さらにはセミナーやイベントを開催することで、自分の課題解決できニーズも満たされるので、とてもありがたい話です。

注意しなければならないのが、例え素晴らしいミッションや開催目的をもって企画しても、その対象にとってニーズがあるのかどうかも考えなくてはならないポイントです。
また、セミナーやイベントの参加費で利益を得ようと思った場合、ビジネスになる対象なのかどうかも検討する必要があります。

それでは今日はこの辺で!

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